コロナの流行でトイレットペーパーの買い占めが始まったようだ。
マスクも医療関係者に届かなくなっているようだし、どうしたものか。
商売は需要と供給の問題が大きくて、需要があるものや供給が足りないものは高く売れるチャンスだ。
自分も、商品を未開拓の需要へ供給していく方法を、いつも頭を悩ませて考えている。
だから今回の件で、マスクやトイレットペーパーが足りないから、高く売れる商機なのもわかる。
それに、転売も法律的には許されているから合法だ。
でも、社会全体が金銭的な利益ばかりを考えているから、マスクが一番必要とされる医療機関に足りなくなってしまっている。本当に必要な人に届かなくなってしまっているのだ。
お金自体は悪者ではないけど、得てしてお金は人のモラルを崩してしまいがち。いつの間にか、お金が人を操ってしまう。
だから金銭的な利益を越えた部分で動く、政府みたいな機関が必要なんだろう。
政府も政治家の利益で動くことが多いように見えますが……。
そういえば、コロナで弱った企業を安く買えてラッキー、という話をどこかで見かけた。
ビジネスとしては当たり前なんだろうけど、ちょっと釈然としない。火事場泥棒というか、人の不幸に付け込んでいる感じがしてしまう。
でも、ピンチをチャンスに変えている姿勢は見習いたい。
パニックの時にこそ、本当の姿が見えるのだと思う。
自分もいろんな情報で右往左往しているのが実情だけど、焦らずに冷静に、そして強かになろうと思います。