最近、たまにカレーを作っています。

以前は、なぜかスーパーで売っているルーを使わずに、専門店ぽいところで買ってきたスパイスとか、変に凝ったものを使ってました。いわゆる『男の料理』って変に凝るときあるじゃないですか。基本を知らないのにこだわっちゃうから、無駄にコストと時間をかけて、味は複雑だけど不味いものをよく作ってました。

ところが、最近、作っているカレーは、何も考えず野菜を切って肉と一緒に煮込んで、最後に普通のルーを入れるだけ。これが、大変美味しい。

一つだけ気にしているのが、ゆっくりと煮込むことです。水のうちから材料を入れて、ウチはIHなので最低の温度で、時間をかけて煮込んでます。材料を鍋で炒めてシンナリさせてから30分ぐらい煮込めとルーの箱には書いてますが、のんびり5時間ぐらいかけて作ります。

 

そういえば子供の頃に見たテレビの料理番組で、中華料理のシェフが具材を強火の鍋で炒めてからスープを入れるというのを見てからというもの、それが美味しそうで、自分で作るときも短時間でさっと作る料理が多かったのですが、今さらゆっくりと煮込むことの旨味の出方に驚いています。

中華料理の作り方は具材の食感を生かすために手早く料理をしている気がします。旨味自体は、調味料やスープで足しているのかも。

野菜と肉をごく弱火でゆっくりと煮ると、具材から旨味が出てきているのを感じます。スープも段々とトロミと色がついてきて、部屋に甘い匂いが立ち込めてきます。まさしく黄金のスープというか。

家で仕事をするときは、昼食と一緒にカレーの具材を用意して、そのまま煮込み始めます。夕食までの5、6時間ぐらい、ノンビリ作っています。ただ煮込むだから手は掛からないし、とても満足している今日この頃です。

 

できたカレーはとても美味しく感じます。でも、たぶん、途中の時間をかけて出来上がっていく感じが美味しさを増しているんじゃないでしょうか。特に野菜が煮えていく匂いは本当に食欲をそそります。

なんというか、ゆっくりと煮込むような人生もいいなぁと思ったりもしちゃいます。

 

でも、一番美味しいのは作ってる途中の味見しているときなんですよね。出来上がったものよりも、美味しい。不思議だ。

 

 

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