最近話題のホラッチョ川上ことショーン・Kの経歴詐称事件を見て、感心したことがありましたので、書いていきます。
1.人は見た目が大事
彼の経歴詐称がうまくいった要因の8割は、ハーフと言われても通ってしまうような仕事できる感満載の顔と、落ち着いた声じゃないでしょうか。
あの風貌で、そして落ち着いた声で「外資系のコンサルやってます」と言われたらもはや信じるしか道はない。まさに外資系でコンサルをやるために生まれてきたような風貌。
しかし整形がここまで発達すると、もはや”人生は顔に出る”とはいえないですね。そういえば、就職活動のために整形するのも流行っているとか。この一件で、それの効果が立証されました。整形外科が今以上に流行るんじゃないでしょうか。
2.自己アピールは信じてもらえる
人は自己アピールをけっこう信じてくれるものだなというのも感じました。もちろん、これは顔に説得力があったということもあるかと思いますが。
昔、知り合いがポートフォリオに自分がやっていない、もしくはやったとしてもほんの少し一部分に関与しただけの作品をたくさん入れていたのを思い出します。
それに気がつく人はいませんでしたし、普通に信じられてました。そしてやけに分厚いポートフォリオで高い評価を得ていました。
ショーン氏のようにとてつもない大きな詐称でも普通に信じてもらえているのを見て、けっこう疑われないものだと思いました。言ったもの勝ちですね。
3.落ち着きは信用
彼のコメントが信じられていたのは、上記のような見た目と経歴が大きいですが、それに加えてなんともいえない落ち着きっぷりで、もっともらしいことを言うところじゃないかと思いました。
革新的な意見でも、専門家としての深い意見でもないのに、「もっともらしい」感が納得を誘うものだと思うのです。いや、それほど彼のコメントを追ったわけじゃないので適当なこと書いてますが。なんとなく。
テレビを見ていると、軽い感じでワーワーと言っていても的を得たコメントで説得力のある人がいます。辛口コメンテーターや鋭い芸能人系コメンテーターなんて、こんなタイプの人が多いかな。
一方で、落ち着いた雰囲気を武器に、内容の薄いコメントで可もなく不可もなく〆る人もたくさんいるような。ショーン氏はその中の一人だっただけな感じもしますね。
4.彼から学ぶべきところ
彼のニュースを見ていると、プレゼンや自己アピールが下手な自分にとって、冗談抜きで参考になるところがあります。
『1.人は見た目が大事』から学ぶこと
人と会うときはちゃんとした格好をして行くべきだと強く思いました。服装に無頓着なほうがカッコイイと思ってしまう方なので、がんばってラフでワイルドにしようとしているところががあります。A型の気の小さいマジメ君が、B型の天才肌に見せようと努力するように。しかし、これはちょっと改めようかと思いました。
よくプレゼンは格好じゃなくて内容だという主張があって、実際、格好に無頓着でも素晴らしいデザインをする方もいます。
しかし自分は凡人なので、そのような場では普通に清潔感のある格好をしようと思いました。見た目で得をするなら、そうします。……さすがに外人顔は無理ですが。
『2.自己アピールは信じてもらえる』から学ぶこと
自分のやったきたことを、人に言うのが得意じゃないです。実は多少の自信があっても、言うほどの自信が無い感じ。
でもショーン氏を見ていると、盛り盛りに自己アピールしても「へー、すごいね」と意外に流されて終わっちゃうんでしょうね。感心される方が、疑われるよりも印象に残らないものな気がしてしまいます。人は意外に他人に深い興味がないんじゃないかと。
だから恥ずかしがらずに、自分のことをもっと話した方がいいんじゃないかと思ったわけです。
『3.落ち着き』
この一件で一番の感動したのは、人は根拠が無くても落ち着けるものだという新鮮な驚きです。積み上げた過去や実績がなくても、その瞬間の心持ちようで落ち着くことが出来るのです。これは、とても大きな発見です。
過去と関係なく、その瞬間で頭を切り替えて、冷静に落ち着いて対処するのは、とても大事なことですから。特に、追い詰められたときなんかは、自分もそうありたいとと思います。
5.最後に
経歴詐称ということで色々と問題はありますが、プレゼンするという能力においては、彼はすごい有能なのだと思いました。実際仕事をしていると、詐称未満の自己アピールは、必要なのだと思いしらされる今日この頃です。
猛一つ、『人は顔や経歴、生まれじゃない、生き方なんだ』といういうような美しい建前が壊れたのが、すごいおもしろい。学校だって、かわいい子が贔屓されるし、就職活動もそうように見える。社会に出ても、そういった感想は変わらない。容姿や経歴、生まれは大きなアドバンテージなんですよ。
ただ、自分も含めてのカワイくない/カッコよくない、経歴もない残念な層も、今の世はそれなりにチャンスをもらえるからあまり気にならない。そのチャンスをものにするためには、今回から学んだことが生きると思うわけです。
ありがとう、ショーン。

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