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インテリア ライフスタイルを見て。

金曜日に国際展示場へ、雑貨や家具の大きな展示会『インテリアライフスタイル』を見に行ってきた。

一番興味があった日本各地の地場産業たちのブースは、全体的にクオリティが高まっている気がする。以前よりも商品は企画の段階から練りこまれているようなデザインで、展示ブースもかっこいいし、販促のチラシもちゃんと作られている。

なんというか、しっかりとプロデュースされた感がある。地方再生にお金が落ちているのだろうか。……いや、ぜんぜん知らないけど。

 一方で、海外からの出展者が少ないように見えたのは、海外から見て日本は魅力的な市場じゃなくなったからだろうか。
思い起こすと、輸出で大きな利益を得るのが、高度成長のシナリオだった。

さらにここ20年ぐらい、企業は工場を海外へ移転して利益をさらに捻出した。

けれど引き換えに、国内製造業はとても弱くなってしまった。

 

特に最近は中国や韓国などの製品の力が伸び、一方で日本製品の魅力が落ちてきている。

例えば世界中で売れまくっているスマホに日本製のものはほとんどない。

目のつけどころがシャープだったシャープは台湾に買われてしまった。

かといって製造業以外のITやサービス業、金融業では日本は世界に歯が立たない。

頼みの綱の車業界は円安の差益で一喜一憂している。

とても残念なことだけど、それが日本の現状なんじゃないか。

 

そんな中、今回の展示会で日本の製造業が力を取り戻そうとしているように見えたことが嬉しい。

製造業が意志を持ち始めたようにも感じた。

言われたものをただ作るだけではなくて、自分たちで作ろうという意志。

この流れは製造から小売りまでの流通経路を変えていくのだと期待している。

例えば、製造側が企画して、直接売ることができれば利益率は上がる。

一方で、今まで中間に入っていた問屋や仲買の力が落ちることになる懸念もあるが、彼らはすでに自分たちで商品を企画して海外生産をしている。

小売も同様でショップオリジナルの商品を発売している。

今までは大きく分けて、製造、仲買い、小売と分業制だったのが崩れていき、競合するようになってくるんじゃないだろうか。

そう、今後は製造業にしろ、問屋や小売業者にしろ、どの業種でも『企画してデザインすること』が必要だし肝要になっていく。

つまりですよ、デザインが大事になってくるわけですよ!!!!!!!

………たぶん。

いや、そうなって欲しいよねって話です、ええ。

そして、そうなったときに、デザイナーに求められるのってカタチだけじゃない気がしてしまう。

企画力や販売力、造形力を中心として求められる範囲は広がると想像している。

それを鍛えたいと思う今日この頃。

  

インテリア ライフスタイルを見て、展示物がたくさんあって色々と参考になったり刺激になった。

中でも一番の収穫は、自分の中で『デザインしたい欲』が高まったことなんじゃないだろうか。

 

がんばります。

 

 

 

 

 

 

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