ピクサーorムーミン

六本木ヒルズで開催されている『PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス』へ取材に行ってきました。

CGを嗜む者として、もちろんPIXARは大好きで、憧れでもあります。

ジョン・ラセターがセクハラで辞めることになっても、PIXARの作品は大好きなのです。

展示会もよくできていて楽しめました。

 

その展示会の横では『ムーミン展 THE ART AND THE STORY』が開催中でした。こちらも大盛況。

世界中で大人気の、この二つのコンテンツを比べてみると、とてもおもしろいことに気がつきました。

 

PIXARの映画の1コマを作るには、ストーリーボードからレンダリングという大きく分けて8つの工程を経て、作られていきます。

例えば1カット作るのに数ヶ月もかけます。(ここら辺のCGがどうやってできるかは『PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス』をご覧ください。CGに詳しくない方にもわかりやすく説明してくれてます)

特に、最後のコンピューターがデータを計算して1枚の絵にする時間は、平均で30時間掛かります。アニメーションは1秒24枚のパラパラ漫画ですから、1分で1440枚、映画一本90分で129,600枚必要です。その129,600枚をレンダリングするには3,888,000時間必要です。日にちにすると162000日間、年にすると443年。もう、わけわかりませんね。(実際には複数のコンピューターを使うので、もっと短縮します)

そして、その絵ができるまで関わる人は数百人に上ります。

つまり、ピクサーのCGアニメは、多くの優秀なアーティストやエンジニアが多く携わり、多額の制作費で作られていきます。

 

一方、その隣のムーミンはトーベ・ヤンソンが一人で描いているものです。PIXARとはスケールがまるで違います。

でも、PIXARとムーミンは、影響力も売上げも甲乙つけられないくらいすごいコンテンツなのです。

そこで、ふと考えました。たぶん自分はPIXARでクリエイトすることを目指すよりも、ムーミンを目指す方が向いているのだと思います。

これは自分がトーベ・ヤンソン並みだと自惚れているわけではありません。単純に、少人数でやることが好きなのです。アートの才能の有無というよりも、生き方の違いなのでしょう。

めざせ、ムーミン。

がんばります。

 

とりあえず、飯能のムーミンバレーパークへ行こうと思います。

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