友人からいきなり『赤目四十八瀧心中未遂』という本が送られてきたので、時間を見つけて読んでます。
……が、なにぶん重い。
まだ60ページぐらいしか読んでないんだけど、主人公の陰鬱さに死にそう。
自分の生息域ではない、違うジャンルの陰鬱さとかネガなものなら楽しめるのですが、同じ場所だと自己投影しちゃってキツイ。
いつも想像しているIFの自分が、この小説の主人公に近い気がしてしまうのです。
だから読むと、パワーが削りとられます。
一方で、こういった純文学的な作品は、読み応えがあって、すごい楽しい。胸に刺さってつらいけど(笑)。
ノンビリと電車ででも読むかな。